21Sep
先日ふと思った。
日本のニュースをこの一年の間、ヤフーニュース(Yahoo Japan)から見てきた。
あるビジネスの授業で、先生がこの数日間で起こっている、話題となっているニュースをクラスの度に解説してくれる。
アップスピードの授業についていくために、予習としてニュースサイトに目を通すことがある。
ニューヨークタイムズがアメリカ人にとって、スタンダードな情報源の様に思う。
でも、手っ取り早くタイトルの拾い読みをするには、
Yahoo Japan News から Yahoo US News へとチェンジする方が簡単だ。
そこでふと思った。
取り上げている情報がアメリカ版の方がはるかに多様性があるということ。
アフリカの諸国やヨーロッパの小さな国々の内情についてのニュースが特設サイトでなく普通にアメリカ国内ニュースと肩を並べる。
今の時期は選挙の最終段階を迎えて関連ニュースが多くなっているが、その姿勢は変わらない。
世界から集まる生徒たちの中で、日本人が自分の意見を言えない原因のひとつに思える。
多くの日本人は、ただ知らない事実の存在すら知らない中で、
関心を持ったり、それについて考えてみたりする機会が少ないのだ。
だから「どう思う?」と聞かれても言葉にならない。
そう、英語どころか日本語にもならない。
普段我々が目にしているものが全てだと思いがちだが、そうじゃない。
勿論、それぞれの国によってその出来事に対する国民の関心度合が違ったり書き手の意見や政治的なこともあるのかもしれないが、偏ってしまう危険性がある。
自分の世界観を広げる為に、時にはもっと多様なニュースに触れることも大事だと思う。
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