31Oct

アメリカのカレッジで学びだして、9週目が終わる。
無我夢中で宿題と向き合った63日。
自分の英語力不足を痛感する1,512時間。
自身の中に新しい発見をした90,720分間。
今の秋学期に4つの授業を選択している。
プログラム全体の3/4がオンライン授業、残りが対面授業と言った感じだ。
各生徒がどの科目を、オンラインか対面か、どの教授のクラスを取るのかを選択できる。
私は全ての授業をオンラインにした。
履修登録も授業料の支払いも、オリエンテーションもすべてオンラインで完結する。
因みにオリエンテーション中にあったクイズ形式の問に応えなかった生徒はその日のオリエンテーション不参加と評価されていた。
全てが生徒本人の責任となるという点で、オンラインはより注意が必要だ。
だが、オンラインに救われたぁ。。。と言うのがまず最初の感想でもある。
とにかく教授が授業時間のほとんどを喋っている。
しかもそれは、息継ぎをしていないかのようだ。
一瞬、気を抜くと早めの授業終了なのか、休憩なのかさえわからない。
こちらの英語理解の状況を考慮されることはない。
留学生用の英語のESLクラスとは違い、本科の授業には、ネイティブの生徒やアメリカで働いていて更に上のポジションを狙う社会人や、企業経営の為に学びにきている経営者なので、当たり前と言えば当たり前だ。
オンラインだと、聞き逃したことや理解しきれなかったことを自分のペースで何度も学べるよう工夫がされている。
例えば、瞬時に講義を英文で表示してくれたり、録画を教授が上げてくれたりする。
集中力も座ってる姿勢を維持することもつらくなってきたお年頃の私には、
オンライン万歳!だ。
そして、宿題は日曜日の23:59までにオンラインで提出。
4クラスで大小あれど、16~18の宿題が毎週、1週間の期限付きで出る。
とても一夜漬けでできる量ではない。
常にその半分以上がwritingだ。文献や本を読んでサマリーを書いたり、自分の意見を書いたり、ビデオを見たりインタビューをして理解したことを書いたり…
ここまで書きに書いて、毎回提出したら、
すごく充実感や満足感を感じる。
ただ、UCLAでの添削指導や丁寧なエッセイ授業が無ければ、
これは私には不可能にさえ感じる。
カレッジでは赤ペン先生はいない。
そこまでは、自分でクリアして来いということだと理解した。
しかし、いろいろ兼任している教授陣は忙しそうだが、こちらが一歩踏み出せば、とても親身になって個別に、時間を割いて応じてくれる。
初回授業でwifiのトラブルがあり、テキストメッセージで教授に
「興味のあるトピックで、ただ授業は少々難しく感じましたが、頑張ります。よろしくお願いします。」
と、送ったところ即座に返信が来た。
「もう少し詳しく教えてください。あなたの助けになれるように。」
日本的なご挨拶のつもりだったんだけど… とも言えず。。。
オンラインだからこそのレスポンスの速さと教授の真剣な姿勢、親身な対応に感謝です。
かつての日本での大学時代の何倍もの勉強量をこなしている今の自分を数年前まで想像すらできなかった。
新しいことを学ぶ、新しい環境に身を置く、挑戦する、そこから見える景色は変化する。
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