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54才の留学生

エンジェルスの大谷選手が投げて、打って、走っての大活躍を連日繰り広げている。

彼の躍動する勇姿は国境を越えて人びとに感動を与えている。

大谷選手がエンジェルスに入団する前の年に、

アメリカで初めて野球を見に行ったのが、アナハイムにあるエンゼルスタジアムだった。

その日の出来事は私のその後の人生に大きな影響を与えた。

アメリカで住む人たちは、人生の楽しみ方をよく理解し実践しているように見えた。

スタンドには、家族づれが目立つ。

ある人は熱心にプレーに対し声援を送る。

ある家族は試合中にも関わらず、試合とは関係なく内野席で大きなバルーンで戯れる。

あるカップルはイニング間のインターバルのスクリーンタイムを楽しむ。

野球観戦の楽しみ方のバリエーションを見ているようだった。

それぞれが楽しみ、同じ時間を共有しながら他の人たちのやり方を批判せず受け入れる。

そんな自由さが、おおらかさが、心に残る。

明るくポジティブな雰囲気に包まれたエンジェルスというチームのファンになった。

先日面白い話を聞いた。

「ロサンゼルスに存在するメジャーリーグチームは、ロサンゼルスドジャースという野球チームだけだ。」

過去には、ドジャースで野茂投手がトルネード投法でメジャーに挑戦し、その後の日本人の後輩たちに大きな扉を開けてくれた。

昨シーズンにはマエケンこと前田健太投手が活躍していたチームだ。

また昨年はアメリカ大リーグの王者でもある。

ロサンゼルスの人びとに根強い人気のドジャース。

ドジャースファンからすると、エンゼルスは面白くない存在だそうだ。

ロサンゼルス市に本拠地があるロサンゼルスドジャース!

アナハイム市にあるのがロサンゼルスエンゼルス!

ロサンゼルス郡内でもないチームが「ロサンゼルス」の名前をつけ、City of Los Angelesの「エンゼルス」まで持っていった

というのがドジャースファンの逆鱗に触れているらしい。

そんな彼らからすると、大谷選手よりダルビッシュ選手を応援したいそうだ。

私はどちらの選手も好きなんだけどなあ。。。

甲子園でダルビッシュ選手に黄色い声援を送ったクチで。。。笑

最後は、「やっぱりイチローは凄い!!!」で纏まった。

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