21Mar
美しい日本文化に心惹かれる外国人は思いのほか多い。
学校で、Uberの車の中で、レストランで、shopping中に、
日本文化について話題に上ることは少なくない。
「調和のとれた美」
「乱れの無いシャープさ」
「華美過ぎず簡素過ぎず」
「季節感のある」
「静かなる世界観の中にある凛とした強さ」
「相手を思いやる心根を感じる」
「無機質でなく人の温かみを感じる」
「清潔感のある」
「精巧な技術をベースとした」
。。。そんな誇らしい日本文化を思い出す機会があった。
日本から留学に来たご子息がいろいろとお世話になったからと、
お母さまからお礼のお品を頂いた。
ピンクの春らしい包装紙に1ミリの狂いも迷いもなく、
見事に包まれた正六角形の美しい菓子折り。
折り重なる包装紙のひだが、幽玄の世界へと導く。
一瞬にして桜の季節に包まれた。
更に包装紙を留めるテープは簡単にはがせるように工夫が施され、後も残らず
静かにスムーズに開封できる。
受け取る人への思いやりを贈る側の心で優しく包みこむ。
なんという美しさなんだろう。。。
改めて日本文化の素晴らしさを感じた瞬間だった。
。。。春はもう、すぐそこまで来ている。
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