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54才の留学生

アメリカドラマの好きな私としては、ドラマの中でよく目にする

ドライビングライセンスカードは、手に入れたいもののひとつだった。

一年以上前、ちょうどコロナでロックダウンする直前にペーパーテストを

パスしていた。

通常ならこの仮免状態は一年間有効だ。

しかし、今回はコロナにより再三、DMV (運転免許試験場) もクローズとなり

その為に仮免期間も自動的に延長された。

筆記試験は文字通りの一夜漬けで詰め込んだ。

テストは日本語で受験できる。

日本人には別途、標識の試験も追加される。

日本で定期券購入時の記帳台の様なカウンターで、立ったままオンラインで問題に答えていく。

最大の難関は、視力検査だった。

ちょっと見づらくて「わかりません」と言ったら、

凄い形相で「なんでこれが見えて、これはわからないの?全部答えて!!」と怒られた。

ふざけているわけじゃないんだけれど…

遠近両用コンタクトだから、手元も眼鏡なしで見えるように度数を落としている…

アメリカの眼科で遠近両用と言っても、そう言えば違う意味に解釈されたのを思い出した。

なんとかぎりぎりクリア出来、無事筆記試験と申請が完了した。

そして約一年後、まだドライビングテストが残っている。

テスト用の車は自分の車を持ち込む。

コロナ対策として、試験官は新しいビニールシートを毎回車の助手席に広げて乗ってくる。

今回は説明も指示もすべて英語で受験となる。

ライトやウインカー、クラクションの点検のあと、いよいよ一般道へと車を走らせる。

左右の車線変更や交差点での運転、スピード等チェックを受け駐車スペースに停めてテスト終了。

コロナ対策として窓を全開していて、風も強かったこの日、何度も髪の毛を押さえ乍らの片手運転だったけど、減点されなかった。

「パスだよ」

「やったあー!!」

パスの声を聞いたとたんに、もうどこへでもドライビングできそうな気持になるから不思議だ。

一般道で車がひっくり返ってる事故現場の横を通ると、

ウインカー出さずに右に左に片側6~7車線のフリーウエイを縫うように走る車を見ると、

免許証は証明書替わりに持つだけにしようと思っていたのに… 笑

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