I am still in progress, and I hope that I always will be. まだまだ進化の途中!挑戦し続けたい!!

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54才の留学生

入居しているマンションに消防車が来た!!

薄暗くなってきたころ

突然、火災報知器がなった

最近はまった中国ドラマ(日本で言う「大奥」を舞台としたドラマ)の配信動画を見ていた時だ。

その時家にいるのは、私だけ

ドラマの世界に入り過ぎてすぐに状況がつかめない。。。

先ずドラマを見ていた携帯を一時停止

ああああ 携帯の電源が切れそうだ。。。

キッチンへ行く

火元確認するけど、ここは大丈夫!

耳と頭にガンガンつんざく様な警報が鳴り続く

どこかで漏電してるのかも??

コンセントからプラグを抜いて回る

窓を開ける

部屋が暗くて電気をつけたいが、やめておこう!

ガンガンはまだ止まらない

待って! これって逃げなきゃいけないやつ?

我が家じゃなく、マンションの他のお家じゃない??

ドアの先の様子を伺い、扉を開けた

そうだ! マンション中にガンガンが鳴り響き警報器が光っている

こんな時はエレベーターじゃなく、階段だ!

でも使ったことないぞ

でもふと見ると、エレベーターに続く扉は既に閉まっている

マンションの住人の姿はなく、声も聞こえない

やだ!! 私、逃げ遅れてる?

落ち着け!私!!

こんな時、家の鍵は閉める? 鍵かけない??

この階段で本当に外に避難できる?

非常階段のドアノブはもう熱い?

この非常扉を開けると炎を吹き出す?

一瞬のうちにいろんな事がテレビを見てるかのように頭に浮かんだ

「HELP ME!!」

この言葉すら出てこなかった。

幸いにも非常扉のドアノブは熱くなく、扉を開けても炎も煙もなく

眼鏡で視界がよく見えない中、なんとかマンション外へ出た。

外はもう真っ暗になっていた。

マンションの住人たちがいくつかのグループに分かれて集まっていた。

ハイテンションのネイティブたちに恐る恐る状況を聞いてみた

どうやら、火の手が上がったわけでなく、ホームレスの人が郵便物を盗んで警報アラームを引っ張ったらしい。。。

大きな消防車が到着し消防士の人が安全を確認してくれた。

早口で何かみんな消防士さんに言ってるけど、わからない。。。

「Thank you so much!! 」

私は何度も繰り返し家に戻った。

今では私の慌てぶりは笑い話になったけれど、異国での非常事態は本当に幾重にも困難が重なることを痛感した。

いい教訓として日頃から自分の身を守ることを、自分で出来ることを意識しようと思う。

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