7Feb
今日はアメリカ人にとってとてもエキサイティングな日曜日だ。
そう、年に一度開催されるアメリカンフットボールの王座決定戦だ。
アメフトは野球以上に人気があると言われている米国でのこの日。
豪華なハーフタイムショー見たさに眠い目をこすりながら起きていた日本での日々を思い出す。
アメフトのルールは何となくわかってきた。
アメリカンフットボールの楽しみ方は、やはりアメリカらしく多様性に富んでいるのが面白い。
今年は、カンザスシティチーフス vs タンパベイバッカニアーズ
開催地はフロリダ州タンパ
55回めを迎える今年、初めて開催地のチーム、バッカニアーズが決定戦に出場する
バッカニアーズのクオーターバックは、トム・ブレイディ 43才
彼はペイトリオッツというチームで6回ものスーパーボウル制覇したスーパースターで、スーパーモデルのジゼルとともに夫婦そろって端正なルックスにも注目だ。
アメリカでは彼に対してアンチな人もいるけれど、私は彼の史上最高のプレーを楽しみたい。
対するチーフスのクオーターバックは、パトリック・マホームズ
去年から連続での出場
10年で総額5億300万ドルという破格の契約を去年交わしている。
去年のスーパーボウルでの活躍後、ビバリーヒルズにあるスポーツジムの大きな壁面に彼の写真が飾られていた。
キャッチボールをしようとしている何気ない姿がとても格好良く、携帯でパシャリ。
みんなが楽しみにしているのは、スーパープレイのみではない。
それは、試合当日だけ、一度だけ流されるコマーシャルだ。
30秒間で550万ドルの広告料をかけて放映されるCMはそれだけでも見ごたえがあるものに仕上がっている。
学校でも度々そのコマーシャルについて授業で取り上げられた。
今年はいつもと違う企業がコマーシャルを流す。
37年ぶりにバドワイザーがスーパーボウルCMを流さず、その資金をCOVID-19のワクチン普及のキャンペーンに使うという。
代わりに放映された先日のCM “Bigger Picture”の中で、パンデミックの中で力強く生きる人びとを描き、最後に来年のスーパーボウルで会おうを締めくくっている。
バイデン大統領のスピーチに度々でてくる“together”がここでも出てきた。この思いが深く広がることを切に願っている。
スタジアムの人数制限やもちろんマスク着用、医療従事者を招待などwithコロナの今回の開催はどんな挑戦になるのだろう。
更に国歌斉唱やThe Weekendによるハーフタイムショー、今年は大統領就任式でパフォーマンスしたアマンダ・ゴーマンが詩の朗読を披露するらしい。
数字に注目するのも面白い。
テレビでのスーパーボウル解説者は今年の放映権を持つCBSから年棒1,700万ドルもらう
スタジアムでの観戦チケットは4,000ドル超~(コロナ前)今チェックしたら、一枚18,940ドルで入手できそう…
アメリカ国内でのテレビ視聴者数は1億人以上(携帯視聴など入れると更に多くの人が見つめる)
テレビ観戦時にはフードデリバリーも大忙しだ。
pizza、フライドチキンやチーズスティック、チップスにサルサが人気らしい。
どこまで売り上げが伸びるのだろうか。
コロナで落ち込んだ業績が、コロナによって自宅でテレビ観戦の機会が増えその結果、飲食店の売り上げ回復につながる。
チップスは用意できた!! さあ、始まる!!
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