14Dec
昨日、Netflixでザ・プロム The Promを観た。
メリル・ストリープやニコール・キッドマン、ジェームズ・コーデンといった芸達者な豪華な俳優陣と、
「ハイスクール・ミュージカル」を合わせた様なミュージカル映画だった。
最もダンスシーンが多いのが、71才のメリル・ストリープだそうだ。
映画の中でメリルの口元に年齢を感じるシーンがあった。
でもダンスを含めその存在感や表現力、魅了するパフォーマンスの熱量は、
高校生役のエネルギッシュな若手もたじたじだ。
彼女は、
“So it was a lot of dancing and I got in shape. It’s a lot of stamina and, man, it was hard work, but it was really, really fun.”
と、語っている。
” I got in shape.”…..71才のお年を召した女性が身体を鍛えたわ!と事もなげに言う様は、とてもカッコいい。
年月を重ねて彼女のミュージカルへの愛がより深く、熱を増している。
年齢に縛られず限界を決めず挑戦者でい続けるという彼女の生き方そのものが、
口元に寄ったシワをも魅力的に見せる。
演出上、メークでシワを作ったのか、特段誇張した訳でなく自然体なのかは分からないが、恐らく後者だと思う。
メリルと同じように、努力をして次のステージの自分に挑戦する新庄剛志さんの姿に惹きつけられる。
プロ野球の阪神時代、型にはまらない生き方で夢を見させてくれた彼は、
現役を引退し15年を経て(その間、野球とは関わらず)今期のトライアウトに挑戦した。
誰がこんなストーリーを考えつくだろうか?
メッツやジャイアンツといったMLBにも在籍したことのある48才のプロ野球選手が、野球界とは縁のないところで14年過ごしたのち、大好きな野球をやりたいという一心で身体を鍛えてまたプロ野球選手を本気で目指す。
ちゃんと努力を積みそしていくつになっても挑戦し続ける姿
安打を放ち輝く瞬間があるも各球団からのオファーがなく、プロ野球選手現役復帰を断念するも、
”いくつになっても挑戦した自分に悔いなし!”
”さあ~、また今日から人生楽しむぞ!”
という彼もまた多くの人に夢と前進する勇気と背中を押してくれる力を与えてくれた。
彼らを対岸に見るのではなく、リスペクトしそして自分自身の人生の中でそれに続きたいと改めて思った。
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