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54才の留学生

トランプ現大統領 vs ジョー・バイデン元副大統領

アメリカ大統領候補者の第一回目のテレビ討論会があった。

両者の主張やその言動に覆い隠された真意まで理解できていないので、

2人の候補者による討論会の内容は横に置いておいて……

いつも行列が出来るほど人気のレストランもその時間、お客さんがいない。

普段はニュース番組を見ない友達も、「今 討論会を見てる」と言う。

デリバリーの申し込みすらないらしい。

それほどみんなの関心が高く、重要な局面を迎えたということでもある。

90分間の討論会。

司会はトランプ大統領のお気に入りのFOX News からだが、

前回も重責を果たしたクリス・ウォレス

トランプ大統領にも時に批判的な発言もするベテランのジャーナリストだ。

素人が見ても、(文字通り、見ての感想だが…. )

政策の議論になっていない。

前述の友達は、「バカバカしい!!子供染みている」と叫んでいる。

相手の発言中は遮らないという事前ルールに双方了承していたのに、

トランプ大統領は全くそれを無視してその場を支配しようとしていた。

もはや戦略の域を超えてただの駄々っ子の様だ。

最強のリーダーの重みは感じられなかった。

バイデン候補についても、強いアメリカのリーダーとしてのカリスマ性は感じられなかった。

ただ、カメラ目線で国民に訴える姿や、トランプ大統領の発言を先ずは聞こうとする姿勢からは、有権者の存在を忘れず独りよがりではないという側面を見た様な気がする。

かつて劣勢だったジョン・F・ケネディが、テレビ討論会で映し出される映像を通して彼の自信のある堂々とした態度やテレビ映りを研究し整えられた表情や人間性に国民を引き付けニクソン候補を打ち破った。

今回のこの討論会はアメリカ国民にどう映ったのだろう?

討論会終了後、それぞれ夫人が入場してきた。

先ずは、ファーストレディ。

あれ? ハグなし?? ぎこちなく手を繋いでるけど、やっぱりメラニア夫人の表情はちょっと嫌そう…

次にバイデン候補の奥さん登場。

自然なハグを交わし安堵感と高揚感が伝わってくるようだ。

ステージを降りる二組の候補者。

バイデン夫妻は司会者に近づき二言三言声を掛けた。

テレビ映像だけなので、トランプ夫妻がそうしたかは映っていなかったのでわからない。

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